【(動画)先日、取材を受けた「鹿児島の社長.tv(ティービー)」様のインタビューが公開されました。】

【先日、取材を受けた「鹿児島の社長.tv(ティービー)」様のインタビューが公開されました。】

 

『起業へ至る思い』から『将来の野望』まで、熱く語っております。

 

インタビューは、以下のリンクか写真をクリックして再生出来ます。

 

http://j-president.net/kagoshima/sky-w

 

株式会社SKYworks

代表取締役 澤野正幸

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「時代の羅針盤か、それとも徒花か!?光通信で急成長を続ける29歳経営者の"野望"」

「時代の羅針盤か、それとも徒花か!?光通信で急成長を続ける29歳経営者の"野望"」

 

資本主義が健全な発展を遂げるには、既存のビジネスモデルや特定の企業に支配された市場を、打ち壊しながら突き進むベンチャー企業が欠かせない。概ね、若く荒削りで危ういところが多いが、リスクを取るアニマルスピリッツは刺激的で、私は、心情的には応援したいと思っている。

 

︎ブームの先行きを占うベンチャー経営者

 

澤野正幸という若手のベンチャー経営者がいる。1984年生まれの29歳。大卒後、職を転々とした。26歳で「日本一過酷な仕事」といわれるNHKの地域スタッフになった。受信料の集金や、受信契約の営業に従事した後、準王手光通信会社を経て、26歳で最大手光通信の販売会社・SKYworks(スカイワークス)を、鹿児島の地に設立した。

 

ブームの先を読むには、羅針盤のような経営者が必要である。

 

1990年代の後半、通信の自由化とIT革命、それに東証マザーズの設置などでベンチャーブームが巻き起こった時、それをリードしたのはソフトバンクの孫正義と光通信の重田康光だった。

 

双方とも、「ベンチャーの星」と持ち上げられたものの、やがて「ブームに乗った株価頼み経営」を批判され、マスコミの猛烈なバッシングを受けて地獄を見た。が、その後、孫は携帯電話買収という賭けにでて勝利、重田もまた創業の地の池袋に戻り、販売力を生かして復活した。

 

澤野は、今、間違いなく光通信ブームの先行きを占う若手のベンチャー経営者である。

 

SKYworks(スカイワークス)の業績の伸びは驚異的といっていい。2011年の創業から毎年、増収を続ける。

 

大手商社と組み、最大手光通信を販売する。西日本の10カ所に営業拠点を持ち、多くの営業部隊が売りまくった結果が、右肩上がりの急成長だ。

 

偏差値27.1のハンデ、NHKの受信料集金で養った販売力と人脈、誰とでも会い、それをリスクと思わない若さ、無茶な言動も産業界の"大人たち"に、すれすれで認めさせてしまう愛嬌・・・。

 

澤野は、ベンチャー経営者に必須な要件を備えている。

 

︎営業力は抜群だが、脇の甘さがある・・・

 

だが社会は、この種の無勝手流の成功者に冷たい。何か失敗があればと、揚げ足を取るチャンスをうかがっているし、澤野には、材料を提供する脇の甘さがあった。

 

一昨年、澤野が業務委託契約を結んだ上位店とのトラブルは、複雑過ぎるので詳述しない。結果だけ記せば、澤野らがどんなに売りまくっても、その会社から澤野にはプロバイダ獲得のインセンティブが一円たりも入金がなされなかった。

 

それに対して澤野は、上位店に内容証明を送ったり、弁護士に相談するなどの手立てを講じたが、結果は同じだった。

 

通信業界独特の悪徳な上位店の手口に翻弄させられたわけだが、隙を与えた澤野に責任がないわけでもない。

 

要は、営業力は抜群だが、ガバナンスとコンプライアンスに欠ける。そこに簡単に人を信用することが加わったから致命的だ。

 

当時、澤野からその窮状について相談を受けていた関係者が、こう語る。

 

「準備をし、根回しをしたうえで慎重に動かないといけないのに、以前の彼は、それをすっ飛ばす。簡単に人を信用する。正直言って可哀想だが、隙の多すぎる彼にも責任がある。」

 

会社経営には足元を踏み固めながら進む慎重さが必要である。若さに任せて、単身、どこにでも飛び込み、誰とでも会い、結果オーライで済ませる脇の甘さは、今の澤野には無いだろう。なぜなら、澤野には痛い目を見た過去の記憶があるからだ。

 

澤野は言う。

 

「あの経験は、良い勉強になりましたし、反省もしています。脇を締めないといけないことも、十分分かりました。弊社はお陰様で、今多くのパートナーやスタッフが居ます。彼らには私たちが味わった思いは、絶対にさせません。」

 

澤野は29歳とまだ若い。光通信ブームを引っ張る羅針盤になって欲しいと心から思う。

 

過去は振り返り反省出来たとしても、未来のことは誰にも分からない。数年後、澤野が光通信の星になっているか、徒(アダ)花になっているか---29歳経営者の野望の行方を見届けたい。

 

(「ニュースの深層」より、一部引用)

 

株式会社SKYworks

広報部

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